今週も新曲の洋楽を紹介!
Hello, Sody です!
11月に入り、冬ももうすぐだなと感じる季節になりましたね。
今週も最近公開された洋楽について紹介していきます!
My Mind & Me – Selena Gomez
コスメやメンタルヘルス事業でも活躍中の、アーティスト Selena Gomez[セレーナ・ゴメス]が先日、新曲 “My Mind & Me“[マイ・マインド・アンド・ミー] をリリース。ソロでかつ英語曲は久しぶりかと思われます(ここ1、2年はコラボ曲やスペイン語曲が中心だった)。
さて、なぜこの時期に新曲が?ということですが、11月4日に Apple TV+で、Selena のドキュメンタリー Selena Gomez: My Mind & Me が公開されたからです。
Disney Channel での活躍など、小さい時からスターとしての道を歩んできた、Selena ですが、決してその道は輝かしいものではなく、心身ともに崩れてしまう時期を経験しました(Selena は過去にループス(狼瘡)や双極性障害を抱えていたと公表している)。そのような中で、いかにして自分自身に向き合ってきたか、どのようにして自分を生きるか、Selena と自身の mind=心との対話を描いているのが、このドキュメンタリー映画となっています。
ピアノとギター音が中心の今回の曲は、Selena が抱えていた辛さや苦しみを(一部にしか過ぎませんが)痛感しますし、だからこそとても愛おしくも感じてしまいます。ぜひ、ドキュメンタリーの方も併せてご確認ください。
Beautiful (2022 Version) – Christina Aguilera
僕は、エンターテイメントは単に人を楽しませるだけでなく、時に価値観を変えるような体験をもたらすと思っています。なので、制作陣が伝えてようとしていることにも真剣に向き合うことも大切だと感じています。
Christina Aguilera[クリスティーナ・アギレラ]が “Beautiful“[ビューティフル]で伝えたかったことは、現代の子供たちが抱えるルッキズム(外見至上主義)について。
SNSが私たちの身体やメンタルヘルスに対する捉え方を変えたとして、子供やティーンが心身関係で苦しむ原因になっている、と Christina は訴えます。MVの中では、ティーンが無理をしてでも外見を良くしようとしもがき苦しむ姿が描かれています。そして最後には、自分らしく生きていこうとする快活な様子が映されています。
このような曲をきっかけに社会問題について考えていくことも、歌手や制作者にとっては願ってもないことかもしれませんね。
オリジナルバージョンは↓から。2002年に公開された曲は、社会的弱者やLGBTQ+に光を当てています(MV自体は2009年公開)。
Made You Look – Meghan Trainor
8年前の大ヒットソング “All About That Bass”[オール・アバウト・ザット・ベース〜わたしのぽちゃティブ宣言!]で有名な、Meghan Trainor[メーガン・トレイナー]がニューアルバム Takin’ It Back[テイキン・イット・バック]をリリース。その中の1曲が、こちらの “Made You Look“[メイド・ユー・ルック]になります。
I could have my Gucci on
Meghan Trainor Official YouTube Channel より
I could wear my Louis Vuitton
But even with nothin’ on
Bet, I made you look
詰まるところ、「ブランド物(グッチやルイ・ヴィトン)身につけてても、なんなら何もなくても、絶対私のこと見るわよ(そのぐらい私が美し過ぎて)」
といったところでしょうか。
MVも非常に華やかで、キャストさんの出演方法からしても、”All About That Bass” から続く Meghan らしい演出となっているのではないでしょうか。
if you ask me to – Charli D’Amelio
TikTok で大ブレイクを果たした、Charli D’Amelio[チャーリー・ダミリオ]が歌手デビュー!10月26日にデビューシングル “if you ask me to“[イフ・ユー・アスク・ミー・トゥー]をリリース。淡い失恋ソングとなっています。
TikTok でブレイクして歌手になる方は決して少なくなく、Charli の姉である Dixie D’Amelio[ディキシー・ダミリオ]や、Bella Poarch[ベラ・ポーチ]などが挙げられます。やはり TikTok はその特徴からして「個性」全面の勝負の世界。その上、評価基準はフォロワー数。なので、こうして歌手デビューするのはある意味お墨付きを既にもらっていようなものかもしれません。
この曲には緩急があり、サウンドが止まってその後また動き出すような感じがあります。そこに透き通るような Charli の歌声があり、綴られていくストーリーが印象深く伝わってきます。歌手としての一面にもぜひ注目です!
10:35 (feat. Tate McRae)– Tiësto
オランダの世界的有名DJ Tiësto[ティエスト]が カナダ出身のZ世代歌手 Tate McRae[テイト・マクレー]とコラボ!”10:35” というタイトルの曲で、Tiësto が生み出すナイトクラブのようなサウンドと Tate 独特の歌声を聴くことができます。
“10:35” というのは正確には “22:35″(10:35 pm)を意味しますが、35という数字がちょうどいい塩梅なように感じます(夜中へと向かう10:00と11:00の間で、かつ11:00よりのこの微妙な時間)。歌詞は、夜中 10:35 に好きな人と会っている心中が描かれています。
MVでは、2023年3月オープン予定のドバイのホテル Atlantis the Royal が舞台に!さすがドバイレベル!Tate のダンスシーンで随時、ホテル内外の様子が映し出されています。これだけ高級でしたらさぞかし宿泊費もお高いのでしょう…
Tiësto と Tate のコラボというだけでも興味深いのですが、さらにホテルとの共同制作ということでかなり面白いコンセプトになっていますね!
次週もお楽しみに!!
See you…